株式会社Activation
アクティベーションについて

初めまして。

株式会社Activation代表の杉本さゆきです。育児に奮闘中のお母さん毎日本当お疲れ様です。何が正解か解らない育児は自分で答えを探し、これでいいのかな、みんなはこんな時どうしているんだろうと気になり悩む事が沢山有りますよね。私もその中の一人です。

杉本さゆき

株式会社 Activation
代表取締役 杉本さゆき

1984年生まれ
14年間歯科技工士として経験を積む
35歳で第一子を出産
2020年12月株式会社Activation設立


きっかけは自らの経験から

Episode 01

出産

私は出産時、出血量が多く体調も優れず、すぐにおっぱいも張らず母乳が出ませんでした。貧血が何日も続いている中、我が子が最初に口にしたのは母乳ではなく哺乳瓶でのミルクでした。

悲しかったです。正直。
私は母乳育児がしたかったんです。

だけど、調子が悪い。明日また頑張ろうと、自分に言い聞かせる日々。

でも退院が近づき、母乳育児をしたかった私は体調の悪い中どうしても我が子に母乳をあげたいと身体を駆使し、くわえさせようと頑張りました。

でも母乳は出ず、看護師さんからは「退院までに飲んでくれるとは思わないほうがいい。」と言われました。どんどん哺乳瓶に慣れていく我が子。

正直、私が悪いんだ、そんな事ばかり考えていました。退院前日、産後助産院に通う事を勧められました。

そして我が子は退院後、おっぱいを完全に拒否。私の体調が復活するまでにも、大分掛かりました。遅いくらいでしたが、助産院に通い始めマッサージ・搾乳の指導を受け、少しずつ母乳が出る様になってきた頃、3時間に1回の授乳の時間には、くわえさせようと頑張る訓練。

くわえない…
お腹が空いて反り返るほど泣く我が子…

ミルクを作る、冷ます、飲ませる、
寝かせながら張ってきたおっぱいを搾乳する…(かなり惨めな姿…飲んでくれたら搾乳なんてしなくて済むのに…と)両方で30分。

量が中々増えない母乳でも、ほんの少しでも出るなら飲ませたいと、大事に保存の準備。

睡眠1時間。
またすぐ来る3時間に1回の授乳の時間…。

こんな調子では体力が持たない。
我が子はこんなにかわいいのに何で、、
なんでこんなに辛いんだろう。

完母のお母さんはミルクを作った事すら無いのに。
おっぱいを出しただけで飲んでくれるのに…なんで私だけ…。

なんでだろう…あの時、私がもっと頑張ればよかった?私が悪かった?誰か教えてよ…と。

だんだん不安定になりました。諦めるしかないなと、思う様になりました。

Episode 02

信頼のできる助産師さんとの出会い

信頼できる助産師さんとの出会いで、色々な不安を取り除いてもらいました。私は、前向きな気持ちで育児ができる様になりました。

子育ては本当十人十色。
そんな中、助産師さんから聞いた、世界の母乳育児の歴史や文化の違いに興味が湧き、私自身、我が子がきっかけとなって、母乳育児の勉強を始めました。

授乳時の姿勢、赤ちゃんの口の動き、実際におっぱいをくわえる口の開き方など、人間問わず、哺乳類全般の授乳時の動画を観察するなど、興味津々でした。

Episode 03

ストレスで母乳量は減る

信頼なる助産師さんにマッサージ中…

「母乳がでないと思ってストレスになってない?それがストレスになると、母乳はドンドン減っていっちゃうよ。

母乳量はストレスに直結するよ。どんな事しても我が子よ?ママ命だよ!

我が子にここまで頑張ってるんだよ、ちゃんと自分を誇って。母がここまで頑張ってきた事、私が誇ってあげるから、そしてね、母乳、ちゃんと出てるよ。たくさん出てるから。

よくここまで回復したよ。立派立派。搾乳頑張ったね。母の努力だよ。母乳ね、どんな形でも絶対飲ませるから安心して。」

産後初めて泣けました。帰りの車、その言葉を思い出し、何度も涙が出ました。

だからこそ、誰にも相談できず、こんなご時世だから、一人で悩んでいるお母さんを救いたくなりました。

私はその助産師さんに会って救われた。

赤ちゃんかわいいねー、とエレベーターで会った女性に「たくさん母乳飲ませてあげなさいね、母乳が一番の栄養だから、最近はあげない人が多いけど、もったいない。」と悪気なく言われたこと。

だれも悪くないのに…ただ腹が立つ。善意で言ってくれてる人にまで腹が立つ…

助産師さんに会う前までは、そんなナイーブな気持ちでいました。

Episode 04

母乳育児にこだわる理由

赤ちゃんのうれしい利点

お母さんのうれしい利点

調べていくうちに母乳育児はこんなに良いことばかり。

だからなおさら、母乳育児をしたい欲が増す。

この後の顎の発達にも影響が出たらどうしよう…。


商品への想い

Point 01

開発のきっかけ

我が子に哺乳瓶のニップルをくわえさせたとき、口の動きを観察したところ、口が開いていない事に気づきました。

この口の開きでは、たしかにおっぱいを捉えられないだろうと。どうして一般に売られているニップルは、こんなにすっぽり口に入ってしまう形なんだろう。

混合乳首を嫌がらない赤ちゃんには、たしかにどんなニップルでも良い。我が子の様に、おっぱいのくわえ方のわからない子にはこれは不向き…。これで飲んでいたから、おっぱいの捉え方が解らなくなったんだ、なるほど…。

調べていくと同じ悩みを持つお母さんがたくさんいる事がわかりました。こんなに世の中のお母さん達が、おっぱいをくわえてくれず悩み、母乳育児を諦めている。私だけじゃなかったんだと、胸が熱くなりました。だからこそ立ち上がりました。

私と同じ心境のお母さんに、救いの手を私が作りたい。

その逆に、完全母乳での育児をしているお母さんのなかには、哺乳瓶のニップルを嫌がり、なかなか混合乳首ができないと悩んでいる方もたくさんいらっしゃいました。どうにかこの悩みを解決して、その渦中にいるお母さん達の助けになりたい。

Point 02

商品について

「ママのおっぱいのむんだもん」はあくまでも、おっぱいをくわえられない赤ちゃんのトレーニング用として産まれました。正しくおっぱいを飲める赤ちゃんは、口を最大に開け、おっぱいを捉えています。

歯科技工士をしていたからこそ、何ミリ単位の角度が気になります。ましてや新生児の顎の開きやすい角度は、何度も試行錯誤を重ねました。

その結果、下顎が開きやすい形状になっています。下顎が開く事により、口を大きく開く事ができ、乳輪全体を捉えられる様にトレーニングができます。乳首の先っぽだけを吸われ、乳首の損傷を繰り返すお母さん方も、このニップルで正しいくわえ方をする事により、損傷を軽減する事ができます。

この「ママのおっぱいのむんだもん」でミルクでも、搾乳した母乳でも、飲ませてみてください。最初は嫌がると思います。しばらく嫌がるかもしれません。でも根気強く使って頑張ってください。飲んでもらっている時に、しっかり赤ちゃんの口が開いている事が確認できた時がチャンスです。すり替える様に自分のおっぱいをくわえさえてください。

できるまで。何度だって挑戦してみてください。
今まで悩んできたことが嘘みたく、
最短で赤ちゃんにも、お母さんにも、幸せな瞬間に変わる事を想像し、
この商品を開発しました。

Point 03

完全ミルクで育てているお母さんにも

母乳を飲む動きと同様に舌、顎の成長がミルク育児でも身につきます。

最後に

最後まで読んで頂き、ありがとう御座います。私の娘は今現在、楽しく離乳食を食べています。もうミルクも卒業です。少ししか母乳を飲ませてあげられなったのに、偏食もなくモリモリとなんでも食べてくれます。ありがたいし、頼もしい。子育てって不思議です。私が偉そうに言えませんが、人と違って正解。それがある意味我が子とお母さん、2人だけの秘密のコミュニケーションだと感じます。将来、自分の我が子にしたたくさんの努力を、笑って自慢できる人生にしたら良い。時には我が子にはそれは合わないからと諦めたって良いと思います。自分が産んだ子なんですから。お母さんと我が子に合う一番の解決を見つけたら良い。だけど、その渦中で悩んでいるお母さんを助けたい。そう思い、開発した商品です。ここにたどり着いて読んで頂いたお母さん。大変でしたね。一人じゃ有りません。私も同じ様に授乳に悩んでいました。第一子でうまくいっても第二子はうまくいかない。一人一人性格が違う。悩みは尽きませんよね。まずはそんなお母さんに使っていただきたい。慌ただしく過ぎる毎日に我が子に向くママの笑顔が、1秒でも増えますように。そこに当商品、「ママのおっぱいのむんだもん」が少しでも手助けになればと思っています。

子育て中のお母さん、毎日本当にお疲れ様です。一緒に育児、これからも頑張りましょうね。

株式会社Activation
代表取締役社長 杉本さゆき

2021年8月

会社名について

Activation

株式会社Activationという名にしたのは、育児に悩み孤軍奮闘するお母さんに少しでも救いの手を述べたい、お母さんの育児の活性化になる物を作り出していきたく、Activation(活性化)を作り出していきたい、という想いで名付けました。

GoTop